40代バイク女子のヘルメット選びって、どんな条件でヘルメットを選べはいいか迷いますよね。
バイクのヘルメットはバイク走行中の着用が義務ですのでバイクを運転するための必須アイテムです。バイクのヘルメットの種類は実に多く、デザイン・色選び・値段の目安なども多岐にわたります。
当記事ではたくさんの種類がある中、具体的にどんなバイクのヘルメットを選べばいいのか大切なポイント3つを解説します。この記事を最後まで読んでいただくと、実際にどのようなヘルメットを選べばいいかが理解できるようになります。
40代バイク女子のヘルメット選びのポイント3つをおさえると、間違ったヘルメットの選び方をせずにすみ、自分に合ったヘルメットを購入することができます。また、私自身が体験した女子特有のヘルメットに関する悩みについて、その悩みの解決方法も書いていますので参考にしてくださいね。
初心者からベテランまで、すべてのバイク女子が知っておくべき40代バイク女子のヘルメット選びのポイント、40代バイク女子におすすめのヘルメットをご紹介します。ヘルメット選びのポイントをしっかりおさえて自分にぴったりのヘルメットを選んでください。
目次
40代バイク女子のヘルメット選び3つのポイント
ヘルメットを選ぶときに「これだけは欠かせない!」という機能を紹介します。この3つのポイントを重要視してヘルメット選びの参考にしてくださいね。
1.安全性が高いもの
好きな色・デザインを選びたいところはもちろんなのですが、ヘルメットを選ぶ大前提は「安全性が高いかどうか」がとても重要です。ヘルメットを購入するときには「安全規格」を確認して購入するようにしましょう。
安全規格の種類には以下のものがあります。
- PSCマーク:国内の安全基準に達していることを示します
- JISマーク:“Japanese Industrial Standards“の略、日本の工業規格を取得した製品に付与されるマーク
- SNELL規格:ヘルメットの中で最も審査機銃が厳しいといわれている規格
- SGマーク:“Safety Goods”の略、「財団法人製品安全協会」が認定した製品に付けられるマーク
警視庁が告示している「交通の方法に関する教則」では、
「乗車用ヘルメットは、PS(C)マークかJISマークの付いたものを使い、あごひもを確実に締めるなど正しく着用しましょう。」
引用:第8章 二輪車の運転の方法第1節 二輪車の運転者の心得2 乗車用ヘルメットの着用
と記載があります。
そのため、ヘルメットを選ぶときは必ずPSCマークかJISマークがついているかどうかを確認してください!
PSCマークがついていない乗車用ヘルメットは法律上販売が禁止されています。
PSCマークやJISマークだけではなく、メーカーの品質保証なども併せて確認し、安全性が高いヘルメットを選ぶようにすると良いですよ。
2.軽量であるもの
あまりにも重いヘルメットを選んでしまうと、首や肩に負担がかかってしまいます。バイクを長時間運転すると疲れ度合いも大きくなってしまいますので、重すぎないヘルメットを選ぶようにしましょう。
3.自分のサイズに合うもの
自分のサイズに合ったヘルメットをかぶっていないと、事故や転倒したときに脱げてしまい、大けがを負ってしまう可能性が高くなります。頭のサイズをメジャーで計測したうえで実際にヘルメットの試着をしてフィット感を確かめましょう。
同じサイズでも人の頭の形はそれぞれ違いますので、「自分に合うかどうか」が非常に大事なポイントとなります。
【バイク女子】ヘルメットサイズ選び
実際にヘルメットサイズを選ぶときの計測方法です。
- 自分の頭のサイズをメジャーで測る:自分の頭の外周のサイズをメジャーで測ります。眉毛の上の部分、おでこの一番高い位置から水平に後ろにメジャーを回し、後頭部の一番高い位置を通って一週させて測ります。
- サイズ表から自分の頭のサイズにあったヘルメットを探す:①の方法で測った頭の外周サイズとサイズ表を見合わせて、自分にあったヘルメットのサイズを探します。
- 実際にヘルメットを試着し、フィット感を確かめる:ヘルメットは実際にかぶってみることが大切です。ヘルメットを試着する際はゆるすぎないか、きつすぎないか、あごひもを締めてきつすぎないかを確認してください。
実際に試着して内装のパッドの調整などを行ったうえで、自分に合うサイズのヘルメットを見つけましょう。
40代バイク女子におすすめのヘルメットデザイン
バイクのヘルメットには様々な種類の形状があります。ハーフ型と呼ばれるヘルメットの大半はバイクの排気量125cc以下用となります。自分の乗るバイクの排気量に合わせて、安全性を重視したヘルメットを選ぶようにしましょう。
1.フルフェイスヘルメット
顔と頭がすべて覆われる形状。バイクのレースでも使用されるタイプです。ヘルメットの種類の中で安全性は高いと言えます。
顔のすべてを覆うため、他のヘルメットに比べると通気性に劣ります。また、視野も狭くなるため慣れるまでは充分に気をつけて運転をする必要があるでしょう。
2.オープンフェイスヘルメット
別名「ジェットヘルメット」とも呼ばれます。フルへイスヘルメットのあごの部分をなくした形状です。視野が広くなり、快適性があります。透明のシールドで顔部分をカバーすれば、走行時に小石や砂から顔面を守ることができます。
かぶったままメガネの装着ができるので、メガネを使っている方向けです。
あごの部分の保護がないため、安全性はフルフェイスヘルメットよりも劣ります。また、風の影響もやや受けやすいです。
バイク女子向けのヘルメットのおすすめデザインは、「オープンフェイスタイプ」のヘルメットです。
安全面を考慮するとフルフェイスヘルメットが一番優れていて、おすすめではあるのですがフルフェイスヘルメットだと着脱の際に化粧がヘルメットの中の内装についてしまい、ヘルメットが汚れてしまう上、せっかくきれいに施した化粧がとれてしまいます。
また、ファンデーションがついてしまった内装のお手入れもマメにしないといけないのでなかなか手間がかかります。少しでも顔と内装の接触部分が少なくなるオープンフェイスタイプのヘルメットがおすすめかと思います。
バイク運転中は直射日光を浴びる時間が長いため、バイク女子にとっては日焼け対策も必要不可欠です。UVカット機能があるシールドのついたオープンフェイスタイプが良いでしょう。
3.モトクロスヘルメット
「オフロードヘルメット」とも呼ばれます。オフロードやモトクロス競技用に設計されたヘルメットです。
あごの部分があり、形状はフルフェイスヘルメットに近いです。
視界は広めになっているものが多く、軽量です。大きなバイザーがついていたり、ゴーグルを装着することを前提にしたデザインになっているものが多いです。街乗り用にシールドタイプのデザインも販売されています。
4.システムヘルメット
「モジュラーヘルメット」とも呼ばれます。フルフェイスヘルメットとオープンフェイスヘルメットの両面を併せもつヘルメットです。あごの部分が稼働します。システムヘルメットは安全性と快適性を併せ持ったヘルメットです。
他のヘルメットと比べると重量があります。また、フルフェイスヘルメットほどバリエーションが多くありません。
5.ハーフヘルメット
「半キャップ」や「半ヘル」と呼ばれるヘルメットです。ヘルメットの種類の中では比較的安く購入することができます。小型で軽量なため、排気量125cc以下のバイクに乗る人に人気です。シールドがなく顔部分の保護がないので走行時に小石や砂がぶつかる可能性があります。安全性としてはやや低めです。
6.アドベンチャーヘルメット
オフロードヘルメットとツーリングヘルメットの両面を併せもつヘルメットです。オフロードとツーリングの両方で使用することが可能です。
シールドがついているものが多いです。視界を広く確保することができ、街中のツーリングでも走りやすいヘルメットです。
【バイク女子のお悩み】ヘルメット着用時の化粧や髪の毛
ヘルメットをかぶると、どうしても髪型に影響がでます。ヘルメットで押しつぶされてしまって髪の毛が変に癖づいてしまいます。
私の髪の長さは、肩につくくらいの長めのボブです。現在使用しているヘルメットはオープンフェイスヘルメットなのですが、ヘルメットをかぶるとヘルメットのすそから少し髪の毛が出る状態になります。
ヘルメットをかぶってバイクに乗って移動してヘルメットを脱いだら、高確率で髪の毛が外にはねてしまいます。ゆるい外はねのような感じになります。今はあまり気にしていませんが、バイクに乗り始めの頃は今以上に髪型を気にしていましたので必ず2点常備していたアイテムがあります。
- くし
- 寝グセ直し
この2点を常に持ち歩いていました。
長時間の乗車でなければ、寝グセ直しでささっと直すことができます。どうしてもヘルメットをかぶった後の髪の毛のくせが気になるという方には寝グセ直しをおススメします。
ドライシャンプーでも同様に髪の毛のくせをなおせるようですので、一度ぜひ試してみたいです。
そして、バイク女子なら必ずと言っていいほど直面する「化粧崩れ」について。ヘルメットは直接顔に触れる部分もありますので、どうしても化粧がヘルメットの内装についてしまいます。
バイク女子の服装についてこちらの記事に詳しく書いていますのでぜひ読んでください。
バイクで近所にちょっと出かけるときは、ヘルメットを汚したくないのでマスクで隠してすっぴんで出かける時もあります。
遠方にツーリングへ行く時はさすがにすっぴんで出かける勇気がないのでお化粧をしますが、そのときはヘルメットの内装が当たる部分に薄いヘアバンドをしています。直接被った時よりも化粧が落ちるのは少しましかな?
夏はさらっとした生地のネックカバーをヘアバンド代わりにしてみたりしていますよ。どうしても汗もかいてしまうので、ちょっとでもヘルメットを汚さないようにいろいろ試してみています。
気持ちよくバイクに乗るにはマメにヘルメットのお手入れをしてあげるのが一番ですよ。
まとめ
40代バイク女子のヘルメットの選び方と女性特有のお悩み解決方法をご紹介しました。バイク用のヘルメットはかわいいデザインもたくさんありますが、選ぶときは安全性を第一に選んでくださいね。
そして必ずヘルメットを試着すること!必ず一度はバイクショップやホームセンターなどの量販店で実物をかぶってください。
安全第一でバイク女子ライフを楽しみましょう!