バイク女子デビューをするには、せっかくならファッションにもこだわりたいところですよね。
普段好んで着ている服装で安全にバイクに乗ることはできるでしょうか?
この記事ではバイク女子が安全にバイクに乗るためにおすすめのファッションを紹介します。
実際に私がどんな服でバイクに乗っているのかもお伝えします。
目次
バイク女子の安全な服装とは
自分の好きなファッションでバイクに乗り颯爽と走り回りたいところですが、
おしゃれだけにこだわってしまうとバイクを安全に運転できなくなってしまうケースがあります。
初めてバイクに乗る時はどんな服装でバイクに乗るといいでしょうか。
ポイントとしては「女子っぽさを出し過ぎない」ことが大切です。
バイクに乗るときに絶対に気をつけないといけないポイントは下記の2点です。
- 肌の露出が少ないこと
- 動きやすいこと
バイクに乗るときに最も大切なのは「安全性」です。
身体ひとつでバイクに乗るため、転倒や交通事故などに備えなければいけません。前を走る車が跳ね上げる小石が当たるという可能性もあります。
そのため、バイクに乗るときはできるだけ肌を出さない服装にします。
ヘルメットはもちろんのこと、手にはグローブを装着して、足もできればブーツのようなしっかりした靴にします。
女性のファッションで人気の高い、ひらひらした薄手のカットソーやブラウス、スカートやショートパンツ、またハイヒールでバイクに乗るのは避けましょう。
バイクは走行中風をもろに受けるので、風でスカートがめくれてしまったり、スカートの裾がタイヤにはさまってしまう危険があります。
また、肌の露出が多いとバイクで転倒してしまった時に大けがにつながってしまいます。
「女性らしい服装をしたい!」と思うかもしれませんが、バイクに乗る時はちょっとガマンしてくださいね。
バイクを運転する時にはしっかりと肌を覆う、動きやすい服装を選びましょう。
バイク女子の服装選びのポイント
バイクに乗る時の服装は、義務化されている「ヘルメットの装着」をのぞけば、詳しい取り決めはありません。
それぞれのアイテムの魅力やメリットをより詳しくご紹介します。
へルメット
安全性を第一に考えると「フルフェイス」型がおすすめです。
顔まですべて覆うので少し窮屈に感じるかもしれませんが安全性が高いです。
視野が狭くなってしまうのが苦手な方は、「ジェットヘルメット」もおすすめです。
自分の頭のサイズにあったヘルメットを用意します。
そのためヘルメットは必ず試着をして、サイズが緩すぎたりきつすぎたりしていないかを確認しましょう。
女性は特に気をつけておきたいのが、化粧やファンデーションがヘルメットの内部についてしまうことです。
私はバイクに乗り始めた頃はそのことに気づかず、ヘルメットの顔に当たる部分がファンデーション色に染まってしまいました。
ファンデーションだけに限らず夏場はかなり蒸れて汗をかきますので、できればヘルメットの内装が取り外しできるものを選ぶと、汚れたときに内装だけを洗うことができますので快適にバイクに乗ることができるでしょう。
ジャケット
バイクに乗るときは季節に関係なく長袖を着用します。
バイクウエアには機能性があります。防風性、防寒性、防水性、保温性など、季節に合った機能を持つジャケットを用意すると良いでしょう。
夏は気温が高い日が多く、かつバイクに乗っているとアスファルトからの照り返しも非常にきついです。そのため夏は通気性のよい、メッシュ生地のジャケットなどがおすすめです。
冬は気温が低く、とても冷えるので防寒性・防風性・保温性が高いジャケットがおすすめです。
梅雨時期など、雨が多い時期はレインコートを着るのもよいですが、防水性や撥水性が高いジャケットもありますのでそのような機能があるジャケットを用意しておくのもひとつの方法です。
わたしは普段着ている服の上に着られるように、ちゃんと試着をして緩すぎないかどうかを確認した上で、メンズサイズの少し大きめのサイズのジャケットを着用したりしています。
パンツ(ズボン)
基本的には体にフィットしたものを選ぶとよいでしょう。
特にストレッチ性がある生地でできたパンツだと、バイクの運転もしやすいです。
避けるべきものは、風ではためかない、バイクの足まわりに裾がからんでしまう可能性があるようなパンツです。
グローブ
バイクの転倒時に路面に手をつくことが多いため、グローブは必ずはめるべきです。
毛糸の手袋や軍手でバイクを運転している方を時々見ますが、万が一の時を考えると安全性が足りないかと思います。
それなりに厚みのあるバイク用のグローブを選ぶとよいです。
運転時に手はダイレクトに風を受けるので、防風性が高いグローブをおすすめします。
プロテクターが入ったグローブもあります。
グローブは自分の手のサイズにあったものを選びましょう。大きすぎるとバイクの操作に支障がでたり、小さすぎるときつくて違和感を感じてしまいます。
グローブも必ず試着をしてサイズを確認しましょう。
靴
足首まで覆われているハイカットの靴がおすすめです。
防護性に優れていますが少し脱ぎ履きがしにくいという点もあります。
デザインや歩きやすさに重点を置きたい場合は、くるぶしあたりまでのローカットタイプもおすすめです。
また、雨の日もバイクに乗る場合は撥水性や防水性の高い靴を選びましょう。
バイク女子必見!季節別おすすめファッション
それぞれの季節にどのような服装をしたら良いのかをご紹介します。
春秋のバイクの服装
暖かい時はオールシーズン用のジャケットやパンツがありますので、それを一着用意しておくととても便利です。
寒い日は冬用のジャケットを着用するのが良いでしょう。
また、レインウエアの上下を一組用意してそれを着用するのもおすすめです。
着脱のしやすいウエアを選び、防寒調節がうまくできるようにしましょう。
夏のバイクの服装
夏にバイクに乗るときは「暑さ対策」が必須です。
暑くて汗をかいてしまいますが、半袖Tシャツでバイクに乗るのは大けがをする可能性が高くなるのでおすすめできません。
かといって革など熱がこもるウエアもあまりおすすめはできません。
通気性のよい、メッシュ生地のバイクウエアやグローブを準備するとよいでしょう。
夏用の冷感インナーや速乾性のあるインナーを着るとよいでしょう。
冬のバイクの服装
バイクで走っている時は全身に風を受けます。
寒さで冷えてしまうと体が思うように動かせなくなってしまい、手元や足元の操作ミスが起こりやすくなってしまいます。
そのためバイクに乗るときの防寒対策は安全面からみても重要なポイントです。
風が冷たいので、防風性の高いジャケットが必須アイテムです。風を遮るだけで体の冷えをかなり防ぐことができます。防風性だけではなく雨や雪に見舞われる可能性もあるため、防水性や撥水性の機能があるウエアを着るととても便利ですよ。
パンツもジャケットと同様に、防風性・防水性・撥水性の高い素材のものを選びましょう。また、パンツの下にタイツやスウェットなどを着用すると暖かさが増します。
冬に着用するインナーは「防寒インナー」がおすすめです。気温が上がったり、室内に入り体が温まったりすると汗をかく場合もありますので吸汗速乾性が備わっているとなお良いです。
靴はスニーカーだと素材によると風を通してしまい、足がとても冷えてしまいますので防風性・撥水性にすぐれた素材のものが良いです。
ハイカットやくるぶしを隠すくらいのブーツであれば足元も暖かくできますよ。
まとめ
今回は「バイク女子のための安全な服装」についてご紹介しました。
バイクは気軽に乗れる乗り物とはいえ、転倒や事故などの万が一の危険に充分に備えておかなければいけません。せっかくバイクに乗るのであればケガや事故なく楽しく乗りたいですよね。
「安全性」を第一に考えて、自分の好みのファッションスタイルを探すとよいでしょう。
自分だけのお気に入りの服装を選び、これからのバイクライフを楽しみましょう!